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自動車保険の種類 [自動車保険]

 自賠責保険は被害者救済のための最低限の補償しか担保されていません。そのため、自分のケガや車の破損などには一切の補償がききません。

 また、自賠責保険には上限額が存在するため、大けがをさせてしまった場合など、必要な賠償額を賄えない場合があります。そのため、自賠責保険に加えて、任意保険に加入する必要があるのです。


対人賠償保険
 自賠責保険の上限額を超えた場合に支払われます。ただし、対人といっても自分自身のケガには支払われません。

対物賠償保険
 車やガードレールなどのモノへの賠償責任をい負った場合に支払われます。こちらも対人賠償保険と同様、自身の車の損害は対象外です。

搭乗者傷害保険
 搭乗中の人のケガに対して支払われる保険。搭乗者には同乗者も含まれます。

自損事故保険
 主に単独事故(相手がいない自分だけが絡む事故)でケガをした場合に支払われる保険です。

車両保険
 自分自身の車の修理代が補償されます。一般型では当て逃げなど相手が分からない(いない)事故についても補償されますが、エコノミー型ではそれらが補償されない代わりに保険料が安く設定されます。

無保険車傷害保険
 事故をした相手が任意保険未加入の場合に、代わりに自車の保険を使用して補償を受けられます。


 上記6保険を個別に加入することもできますが、一般的にはセットで加入することが多いでしょう。
 セット加入の方法としては、対人、対物、搭乗者傷害、自損事故、無保険車傷害、車両保険の6つをセットにしたSAP、SAPから車両保険を抜いたPAP。そして対人、対物、車両のいずれかとほかの保険との組み合わせのBAPがあります。


 車は所有していないけれど、レンタカーや知人の車を借りて乗ることがあるという人にはドライバー保険というものがあります。ドライバー保険にも複数の補償があるセット商品となります。
 保険そのものの範囲以外に、対象を契約者の家族にも適用するかどうかといった設定が可能となっています。

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保険料の比較で自動車保険を選ぶ [自動車保険]

 自賠責保険の掛け金は法律で全国一律に定められています。離島など一部地域を除いて、どこでもどの保険会社に入っても同じ金額です。

 問題は任意保険ですが、こちらは保険会社ごとに大きな違いが出る部分になります。いくつか参考になる例を挙げて説明していきたいと思います。

 JAの自動車共済。自賠責保険、任意保険両方をJA共済で加入すれば、任意保険の保険料が7%割引になります。さらに無事故が続いてノンフリート等級が最高になった場合、他社の割引よりさらに割引率がよい最大62%割引になるため、併せて7割近く保険料が安くなる計算になります。
 軽トラなど農業用の貨物車両ならさらに7%割引となります。ただし農業用貨物車割引は個人の正組合員にのみ与えられる特典となります。

 保険料はJA共済よりも若干増えますが、一般の補償に加えて、付加サービス、特約などに重きを置くなら、東京海上日動のサービスが充実しているようです。

 逆に、サービスは手厚くなくてもいいから、とにかく保険料を安く抑えたいということであれば、チューリッヒ、ソニー損保などの直接契約型の自動車保険も検討してみてはいかがでしょうか。保険代理店が間に入らない分、安くなっています。

 特にチューリッヒは日本で初めてインターネットで保険見積もり、インターネット契約サービスをはじめた保険会社で、顧客満足度は4年連続第1位となっています。

 ほかにも、補償内容の分かりやすさを売りにする保険会社、手続きの簡便さ、顧客の求めるサービスを選択して組み立てられる保険を販売する会社などがあります。これらは、インターネット保険会社が多く、保険料を1円でも下げるための保険会社としての経営努力と言えます。



 保険会社各社の保険料を比べたい場合は、各社から資料を請求、補償内容や特約など、あなたの必要なサービスを決めた上で相見積もりを取るとよいでしょう。多くの会社の見積もりを比較、検討する場合は、自動車保険の一括見積もり請求サービスを利用すると、スピーディーかつ楽に見積りを集めることができます。
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自動車保険の種類とその中身について [自動車保険]

 自動車保険には大きく分けて2種類があります。

 加入が義務付けられている自動車損害賠償責任保険(いわゆる自賠責保険)と任意自動車保険(いわゆる任意保険)の2種類になります。

自賠責保険

 自賠責保険は万が一の事故の際に、被害者や遺族に支払う最低限の賠償金を確保するために存在します。保障の額は、傷害で最高120万円、死亡の場合で最高3000万円、重度後遺障害が残る場合で最高4000万円となっています。

 自賠責保険はすべての車両が加入する義務があり、加入しないと車検が通りません。また、加入していても自賠責保険証を車両に備え付けていなければ30万円以下の罰金となってしまいます。

任意保険

 車を合法的に動かすには自賠責保険さえ加入していれば問題ありません。

 ただし、自賠責保険は人身事故に対してのみ、その保障を行うものであり、物損の場合は一切保障がありません。また、運転している本人のケガや死亡についても補償されません。

 そのため、一般的には自賠責保険の足りない部分を補うために、任意保険に入ることになります。

 任意保険には、自賠責で補償される金額を超えて補償を行うための対人賠償保険、他人の車や物などを破損させてしまった場合に支払われる対物賠償保険。そして運転者自身も含めた搭乗者を対象に支払われる搭乗者傷害保険など、さまざまな種類に分かれています。
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